手相 (Palm Reading)

This reading was recorded by Alessandro Mistrorigo for Phonodia at Villa del Grumello in Como, Italy, the 9th of May, 2015, during the “Europa in Versi” Poetry Festival organized by “La Casa della Poesia di Como“. Special thanks to Laura Garavaglia.

Read by Taeko Uemura on 9 May 2015

手相 (Palm Reading)

この子は
生命線が途中で切れているさかい
病気か
事故で
はよう死ぬかもしれへんして
いうて
いつも いつも
手相みてくれはった

昨日もみたやないの
そやけど
少しは伸びてるかもわからへんし
伸びてへんでも
せめて
生命線なごうなるようにと
エンピツで濃う濃う
なぞって
手首まで描いてくれはった

感情線は支線が多うて
疳の虫が強いし
結婚線は何本もあって

いやらしい子や
きっと身持ちが悪いわ
こんな線 淫らやな

母の生命線は
やはり短かったのだろうか
結婚線は
多情多恨に描かれていたのだろうか
幸福線は薄かったのだろうか

from To a Serendipity Muse (Kyoto: Japan Universal Poets Association, 2013).

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